主砲の快音が止まらない。岡本和はフォロースルーからクルリと一回転して一塁方向へゆっくりと走り出した。初回２死一塁。２ボール１ストライクから辛島の１３７キロ直球を完璧に仕留めた。速度１７３キロの打球は左翼スタンド上部の看板をズドンと直撃。
両リーグトップの１７号先制２ランだ。飛距離１３４メートルの特大アーチに「２アウトから先制できて良かったです」と、シンプルな言葉を残した。

１４日・西武戦（東京Ｄ）以来２戦ぶりの一発。４番１６３本塁打で、球団では川上哲治を超え歴代単独４位となった。交流戦は８本塁打、１８打点で２冠。　交流戦の同一シーズン最多本塁打は、１５年に１８試合制となって以降、１５年の畠山（ヤクルト）と１７年のゲレーロ（中日）の９発が最多。
その記録にもあと１本に迫っている。打率も３位の３割８分２厘。ここまで１６試合で出塁しなかった試合はわずか１試合と、抜群の安定感も示している。

ネット裏にドジャース、パドレス、Ｒソックスなどのメジャースカウトが視察に訪れた。

あるナ・リーグの球団スカウトは「打撃練習から見ていて、センター方向に力まずに打っていたけど、試合でも同じような形で、力んでもおかしくないところをひと振りで決めた。すごく印象深い」と言う。注目される中で「らしさ」を発揮し、高い評価も受けた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7df998e6224eebde9e2a50aa5d409a3deeb963ef

やめて😭