最後は仲良く”ムカデ走”岡本和真、激烈トレにも仕上がり順調 秋広優人は勝負の紅白戦へ




巨人がハードトレで第2クールを締めくくった。春季キャンプ、第2クール最終日の7日、1軍野手12人の居残り練習が行われ、岡本和真（25）や大城卓三（28）、秋広優人（19）らが徹底的に身体をいじめ抜いた。チーム内にも多数の新型コロナウイルス陽性者が出るなど、”従来通り”のキャンプが出来ていなかったため、選手にとっては久しぶりの“地獄タイム”到来となった。

居残り練習でまず行われたのは、元木大介コーチ（50）や阿部慎之助コーチ（42）、亀井善行コーチ（39）らによる特守。元木コーチが松原聖弥（27）や八百板卓丸（25）ら外野手も参加させ、内野で容赦なくノックの嵐を浴びせるなど、泥まみれになりながらポジション関係なしの鬼練習。守備の合間には”ジャンプスクワット”も交えるなど、息つく間もないハードトレ。外野では阿部、亀井両コーチがアメリカンノックで秋広や捕手の喜多隆介（23）らを左右に休みなく走らせた。

昨季39本塁打113打点で2年連続2冠王に輝いた岡本は、この日、キャンプで初めて投手相手のフリーバッティングに臨み、快音を連発させ順調な調整ぶりを見せており、居残りでも苦悶の表情を浮かべながら、しっかり最後まで練習に励んだ。

そして練習のシメに行われたのが恐怖の「ムカデ走」。しゃがんだ姿勢でムカデのように連なりダイヤモンドを1周するというもの。終盤、1人バテていた廣岡大志（24）に元木コーチらが「タイシ！タイシ！」とゲキを飛ばしなんとかゴール。選手らが地面に倒れこむと、阿部・亀井両コーチも充実感溢れる表情を見せ、第2クールすべての練習を終えた。

巨人は8日の休養日を挟み、第3クールの11日に紅白戦を予定。主に実戦が予定される那覇（1軍キャンプ）に向け、投手も野手も熾烈なアピール合戦が予想される。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b0234c79d4347fbcb25632f4c6883d33ebf635c6