◆巨人６ｘ―５中日（１日・東京ドーム）

　巨人・丸佳浩外野手（３０）が１日、中日戦（東京Ｄ）に「３番・中堅」で先発出場。４点を追う５回、先頭で小熊から右前安打を放って出塁し、
無死満塁からビヤヌエバの同点満塁本塁打につなげた。この回、さらに阿部の通算４００号となる勝ち越しソロが出て、一挙５得点で逆転した。

　試合後、丸の一打が猛攻の口火になったことについて聞かれ「点差が点差だったので、難しいことは考えずに」と振り返った。

　そして、少年時代から憧れだった阿部の通算４００号達成について聞かれると「打った瞬間、メモを書いていて見られなかったんです。
みんなの『いったー』って声で見たら、もう打球が入っていて。悔やんでいます。そんなことしてる場合じゃなかったなと。後で映像では見ましたけど」
と語り、いつもベンチで書いているメモ中に、大記録達成の瞬間を見逃したことを後悔した。

　丸が初めてプロ野球を観戦したのは小３時の９８年８月４日の巨人・広島戦（東京Ｄ）。高橋由伸が大野豊から本塁打を放った一戦だった。
その後、何度も巨人の応援に訪れ、ソフトボールをしていたときはポジションが捕手で右投左打、さらに主将で背番号が１０だったこともあり、
同じ背番号の阿部のリストバンドを買ったという思い出もある。

　４００号という偉業について「想像できない数字です」と敬意を示していた。



スポーツ報知
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メモ「唐揚げおいしい

阿部は浦安、丸は勝浦
共通点は漁師町