「来年どういう選手たちと戦うか分からないが、悔しさを糧として強い
チームをつくる」。マシソンの引退と抑えデラロサの先発転向に伴う
ブルペン補強の筆頭候補は、今季中日で４１ホールド、防御率１・６４の左腕ロドリゲスだ。 

助っ人野手では不発に終わったビヤヌエバは１年限りで退団。
ゲレーロには残留要請も、他球団との条件闘争に。いずれにせよ、
焦点は新たな舶来砲探しだ。 

今オフのＦＡ市場で数少ない目玉、ヤクルトのバレンティンには静観の
構え。ただ、近年は親会社出向組のＧＭが“天の声”に従って現場が
望まない補強もしてきた。２４日午後には原監督が都内で山口オーナーにシーズン報告。補強策も話し合われるが、全権監督には不要な新戦力を毅然と断る権限もあるはずだ。視線の先は親会社の顔色でなく、日本一への道筋だけでいい。




デラロサ先発に回るんか