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巨人・岡本 初の開幕「7番・左翼」スタメン!「凄く楽しみ」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170331-00000008-spnannex-base
20歳の自分へ、メッセージを書いたのは小学6年の時。それから8年後、20歳の巨人・岡本は3年目で初の開幕1軍を勝ち取った。中日との開幕戦は「7番・左翼」でのスタメン出場が濃厚だ。「初めてなのでどんなものか分からないけど、凄く楽しみ。勝たないといけない。貢献できるようプレーしたい」
東京ドームでの前日練習。フリー打撃で左中間席中段に2発を叩き込む。最後の1球を左翼前段に運ぶと2度「バッティング終了です!」と声を上げて、練習を締めた。
オープン戦全19試合に出場し一時は打率・190まで低迷。「きれいに打ちにいきすぎた」と打撃を見直し、原点の「強く振る」ことを意識した。スタメン落ちした23日の日本ハム戦(東京ドーム)では9回に代打でバックスクリーン弾を放ち、次戦は3安打。最終的には打率・241、2本塁打とV字回復した。昨季は、オープン戦の最終戦直後に2軍降格を告げられたが「繰り返していたら、チャンスはなくなる」と踏ん張った。指導を続けた二岡打撃コーチも「今持っているものを出してくれればいい」と太鼓判を押す。
小学6年時に書いた「和真新聞」。20歳の自分に「オーイ、がんばっとるか?」「ニートには、なるなよ」などと問いかけている。夢だった「プロ野球選手」になり、20歳で憧れの開幕の舞台に立つ。自身に求められることを「ホームランや長打」と言い「中途半端でなく、強く捉えられるように振りたい」と少年時代からのスタイルを貫く。
チームはオープン戦最下位(5勝14敗)で、チーム打率も12球団最低の・196と不調だった。3年ぶりのV奪回には若い力が不可欠。高橋監督も「殻を破ってほしい」と期待を寄せた。
春季キャンプから本職の三塁だけでなく外野に挑戦してはい上がった。岡本は言う。「最初に1軍にいても、最後にい ないと意味がない。すぐに忘れられてしまう。最後まで1軍にいられるようにしたい」。力がありながらくすぶった「過去の自分にバイバイ」。今年こそ、ブレーク元年にする。 (神田 佑)
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