巨人の鈴木尚広外野手（３８）が１３日、東京都内で記者会見を開き、現役引退を表明した。

　「体力、技術は上がっているが、僕の心が離れた。プロフェッショナルとしての生き様が出来なくなった時が引き際と感じるようになった」と、決断の理由を明かした。

　鈴木は福島・相馬高からドラフト４位で１９９７年に入団し、２００２年に一軍デビューした。０８年に打率３割４厘、３０盗塁をマークし、外野手部門でゴールデン・グラブ賞を受賞。ここ数年は「一番輝ける場所」という代走のスペシャリストとして活躍し、１５年には監督選抜でオールスターに初出場した。通算２２８盗塁、盗塁成功率（２００盗塁以上）は歴代１位の８割２分９厘０毛を記録した。



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